30年ぶりに行った武道館は想像以上に狭く、旧式だった。
昨日はお休みをとってジョンメイヤーのライブに行ってきました。
ジョンメイヤーの音は16分音符の狂いもないリズムと音程で刻まれていて、自分自身もその音の渦の中に身を投げ込んでしまう。
彼ははギターを自由自在に扱う。
字を書くように、手を洗うように、メロンパンを食べるように。
普段の声は低いが、唄ったときの高音も力強く気持ちがいい。
曲が終わって”Thank you”という声がライブ盤で何回となく聴いた声で嬉しかった。
フェンダーストラトキャスターのトーンも水蒸気のように皮膚に入ってくる。
ゲストでエドシーランが出てきた時はおとなしい日本人観客も最大に興奮した。
ジョンメイヤーの音楽は大人っぽい。
もし僕が15歳の少年だったら、エドシーランの音楽も僕の心臓を貫いていただろう。
ライブが終わった次の日でも少しの温度が残っていて、今日もジョンメイヤーのライブ盤を聴いてしまうだろう。
音楽のパワーは偉大だ。
今宵もどうぞよろしくお願い致します。